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  • Writer's pictureゼンマイマン

3話 ゼンマイ歴2017年  

世の中は混沌とした時代になっていた。武力があり作物の取れる国は蝗族(ほぱぞく)から守り撃退する術はもっているものの

涸れた大地が多い国はことごとく賊に滅ぼされていた。それを見かねた和紋地区の城主蝸王バウムが蝗族(ほぱぞく)殲滅に乗り出した。



バッタバッタと蝗族をなぎ倒していく中、突如怪しげな影が表れた!あっという間に和紋軍の半分を葬った。



その正体は悪玉鬼と名乗る邪気の群れ。

中でも禍々しい炎を纏う悪玉鬼を統率する【蛮死K】が剣を振る度大地を焼き尽くした

ついに万死かと諦めたその時一筋の光と雲が天空よりあらわれた。



その雲の上には一人の少年が乗っていた。


「ボキは煌皇ガラク様より使わされた天士【螺旋コイル】だ!」

「ガラク様はお前たちが現れるのを1000年も待ちわびていたぞ覚悟しろ!ズビビ!」












そういうとあっという間に悪玉鬼の群れを一掃。見た目に似合わない厳つい剣が悪玉鬼を切り刻む



「ウハハハハ・・・ガラク?あのイナゴの事かあの蟲が生きておるのかウハハハ!」















和紋軍の中の一人の兵士がつぶやいた「書物で見た天使と悪魔が蘇ったんだもんの!?」







そこへ和紋軍の前に現れた2体の影!

「私は天士平静ニック」「御付の御守助トリ〼でマスここは我々がお守りしマス」

と新たに合われた天士と御守を名乗る二人組が和紋軍を警護する。






和紋軍謎の兵士

「あんな子供があの恐ろしい蛮死Kに勝てるとおもわないんだもんの!」







「彼は大丈夫さ。純度の高い善玉だからね。」







和紋軍謎の兵士

「じゅじゅ?ぜぜんだま?何言ってるのコイツらバカなんだもんの!」

そう言ってその和紋軍兵士は天高く飛び上がりコイルとKの間に混ざったのであった。










「ニックさんあの人間は一体何者なんでございマス?!」








「さぁ・・・」






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