世の中は混沌とした時代になっていた。武力があり作物の取れる国は蝗族(ほぱぞく)から守り撃退する術はもっているものの
涸れた大地が多い国はことごとく賊に滅ぼされていた。それを見かねた和紋地区の城主蝸王バウムが蝗族(ほぱぞく)殲滅に乗り出した。
バッタバッタと蝗族をなぎ倒していく中、突如怪しげな影が表れた!あっという間に和紋軍の半分を葬った。
その正体は悪玉鬼と名乗る邪気の群れ。
中でも禍々しい炎を纏う悪玉鬼を統率する【蛮死K】が剣を振る度大地を焼き尽くした
ついに万死かと諦めたその時一筋の光と雲が天空よりあらわれた。
その雲の上には一人の少年が乗っていた。
「ボキは煌皇ガラク様より使わされた天士【螺旋コイル】だ!」
「ガラク様はお前たちが現れるのを1000年も待ちわびていたぞ覚悟しろ!ズビビ!」
そういうとあっという間に悪玉鬼の群れを一掃。見た目に似合わない厳つい剣が悪玉鬼を切り刻む
「ウハハハハ・・・ガラク?あのイナゴの事かあの蟲が生きておるのかウハハハ!」
和紋軍の中の一人の兵士がつぶやいた「書物で見た天使と悪魔が蘇ったんだもんの!?」
そこへ和紋軍の前に現れた2体の影!
「私は天士平静ニック」「御付の御守助トリ〼でマスここは我々がお守りしマス」
と新たに合われた天士と御守を名乗る二人組が和紋軍を警護する。
和紋軍謎の兵士
「あんな子供があの恐ろしい蛮死Kに勝てるとおもわないんだもんの!」
「彼は大丈夫さ。純度の高い善玉だからね。」
和紋軍謎の兵士
「じゅじゅ?ぜぜんだま?何言ってるのコイツらバカなんだもんの!」
そう言ってその和紋軍兵士は天高く飛び上がりコイルとKの間に混ざったのであった。
「ニックさんあの人間は一体何者なんでございマス?!」
「さぁ・・・」
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