吽暁ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!
なんだ?
ななななぁにぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!
蛮死Kは全身を鋭い刃で刺されるような殺気を感じ全力で金剛太夫達から離れた。
吽暁ぉぉぉぉぉぉわれぇうしろに回られるとか眠たすぎるやろがい
いや背中を掻いてくれるのかと思った。
そしたら剣だった。どういう育てられ方してるんだ。
ぶはははははぁぁん!!!強がりいうてからにぃぃぃ笑けるわー
ふ・・・不死身なのか・・・おのれ・・・古代人め
者ども!!!一度引くぞ!!!!
そう言い放ち蛮死Kは撤退の合図を示した。
蝗賊の群れは一瞬で組んでいた隊列を散開させ景色へと消えていった。
蛮死Kも炎の渦と共にあっという間にその場から消えた。
く・・・・顔が痛すぎる・・・ちょっと張り切りすぎや。
まぁわしらの敵ではないけどな
ガラクの情報通りまたあの大戦がよみがえりそうな気配はしている。
そうは言うてもわしは一切かかわる気はないで。
いくら干からびて白目向いて舌出してババちびってたワシを見つけ出し善玉力を絶えず注ぎ込み長い年月介抱してくれた恩ちゅうやつはあるにせよや。
同族の恨みはキッチリはらすけどな。世の中には興味がないんや。
そもそも復活したてのこのわしをコキ使うやなんて1万年早いわ。あの虫!
私はあなたが復活したら自動的に起動するだけ。
特にありがたみもない。
ありがたみないんかい!可愛げのないやっちゃ!ぶははは
あの二人をいい加減出してやったらどうだ?阿暁
せやせや!
阿暁は大口を開けて口の中をうねうねさせると中からハルイロとコイルが飛び出てきた。
ぶはぁぁぁぁ!!!外に出れたーーーー!!!!
着物が中の汚らしい壁でべとべとになってるだもんの!!!
誰が汚らしい壁じゃい!!わしの健康的でビューティーな内臓捕まえて!!
うわぁぁぁ!!芋虫がしゃべった!!!!
誰が芋虫や!!!せめて豚いえや!・・・誰が豚や!!!
かわいいだもんの!!!ピンクの豚さん!!
お嬢ちゃんわいは豚やないで、カバや!!!
コイル・ハルイロ
「カバ!!!」
誰がカバや!!!いやカバでおうとるわ!そうや!天玉界カバ族の中でも伝説級な強さを誇る阿暁とはわしのことや!
阿暁・・・・・古文書で聞いたことがある・・・あの伝説の金剛太夫の
武器!
そそそ!切れ味抜群ですねん!誰が武器や!!カバや!誰がカバや!いやカバや!わいはカバや!プロゴルf(割愛)
地獄の剛鬼アニサキスが天玉界を滅ぼせしとき現れた金色の戦士。
戦士の体が白く発光せし時それまで畜生だと思われたそれは七色に輝きアニサキスを葬る武器となった・・・
畜生・・・まさにわいの今の気持ちやで。
コイル!あんた肩に白い糸くずついてるんだもんの!
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ
ななななななんだよ!
糸くずつまみ取ったら、一瞬この糸くず動いたようなきがしたんだもんの。気持ち悪いから捨てて踏んずけてやったんだもんの
なんだよびっくりさせるなよ!
わしの体の中に入っとったからな。
いろんなもんがおんねん。
ぶははははは
ううう早く城に帰って湯浴みしたいんだもんの
ん?あんた何笑ってんだもんの!!!
笑ってないよ!!怖いな!
ボキ、古文書の中で出てくる金剛太夫とアニサキスとの戦いを何度も何度も読み返しては想像してあこがれていたんだ・・・・
本物の金剛太夫が生きていたなんて・・・
こんごだゆゆ??なんだもんの。
兎に角あの火の化け物はどこいったんだもんの??あいつはそうとうやばいんだもんの!
あなたたちも逃げた方がいいんだもんの
いやもう向こうが逃げた。
私が叩きのめした。
正確にはわいが顔で叩きつけてな!
「やっぱり武器なんだぁ・・・」
「だから武器やない!カバや!誰がカバや!いやカバや!」
ほんとだもんの・・・あななたち一体何者だもんの・・・とんでもない力を感じるわ
底知れない・・・見たこともないような色・・・
ボキも初めてみた力だよ・・・
お嬢ちゃんは地玉人か・・・よくもまぁそんなにも善玉を備えることができたな。
ガラクの計画がうまくいっているということだな。
そしてお前まじりっけなしの天玉人やないか!!!
それやのに自分の力も作り出すことが全然できてない。
もったいな!!!地玉人で言うたら手足縛って生活しとるようなもんやで!
解放すると手足をうまく動かすことができず自滅することもあるんだ
だからボキは手足を縛ってる方が力をうまく使えるんだ。
ばかたれ!!!そんな奴がこの世におるか!!手足縛られて全力だせます!!ってやつが
修行不足なんや。
ガラクは元は地玉人やから真の力を引き出すことができんのやな。
だから我々がここに向かわされたのではないのか。
どうやらそういう事みたいやな。
ガラクめ・・・面倒くさいことをわしらにやらせようっちゅう魂胆やな。
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