top of page

New 13話 阿暁のお眼鏡

  • Writer: ゼンマイマン
    ゼンマイマン
  • Jun 18, 2018
  • 3 min read

地玉界を襲った蛮死Kとの一戦を金剛太夫達の登場で助けられたコイル達






金剛太夫はガラクの狙いを察した。


穴が開くほどクルクルクルクルとコイルを見つめる阿暁



ree

んーここまで純善な力は久しく見てなかったわ。

ふむふむ。




ree

わしは元来世捨て人みたいなもんなんや。

自分の力も世の中の為に使おうなんて事はこれっぽっちも思ったことはないねん。

ただな、この力を持っているのに多くのものが殺されるのを見過ごすっちゅうのも結構きつい話でな。

これでもわしはデリケートボーイやねん。





ree

阿暁とっとと本題に入ってくれ。エネルギーの無駄だ






ree

せやな。

おい!われ

田中まこと君とかいうたな!!!







ree

全然違うんだけど・・・









ree

試したんや!ちゃんと訂正できるのかな!

そしてお前はしっかりと訂正できた!





ree

・・・このくだり必要か?








ree

わしが今後もゆっくりこの世を過ごせるように、特別に稽古をつけてやろう。






ree

えええええ!!!いにしえの天玉神

金剛太夫にボキが稽古を!!!







ree

そのとおりや。

ほんまはなもう二度と教えるのは止めようとアニサキス戦の後、誓ったんやけどな。

あまりにも稽古をつけた武神が無能すぎて。

自分の無能さにも気づかされたわけや。






ree

武神は全然無能ではなかったんだよ!

多くの不利な戦況を勝利に導いていったんだ!






ree

わしが復讐を誓い、本来眠らせておくべきだったカバ族の利器吽暁をいじっている間にアニサキスくらい倒しておけよとまでは言わんけどな。

せめて拮抗しててほしかったわぁ








ree

武神が居なかったら今の世は確実になかったのは間違いないんだ・・・






ree

わかったわかった!まぁそれはなにより全て、わいが悪かったということに改めて気づかされたんや。

そこで善玉人のおまえが適任や。

どうや?やるか?



コイルは突然のありがたい申し出にほっぺたをつねった。


激しく顔を縦に振るコイル





ree

まぁ今の時代アニサキスもおらんし、アニサキスみたいなポジションのあの顔色の悪いあいつ(蛮死K)もあの程度の力なら武神まで行かなくてもコイルでも十分対抗できるやろ。






ree

でもじいちゃんに一言言っておかないと。







ree

じいちゃんってガラクの事か?









ree

ボキはじいちゃんに本当は稽古をつけて修行してほしいんだ。

でも金剛太夫様に勝手に稽古をつけてもらったらへそまげて稽古つけてくれないかも!






ree

吽暁阿暁

ブハハハハハハハハ



阿暁

なんやそのことやったら心配いらんで。

ガラクはお前に稽古をつけることはできないんや。










ree

え!なんでだよ!!







ree

あいつはなとんでもない化け物なんや。

わしは眠りから覚めてあいつを見た時にもう一回寝ようと思ったくらいや。








ree

え・・・じいちゃんそんなに強いのか・・・







ree

そもそもあいつは地玉人や。

本来天玉人と地玉人が融合することはない。相まったあやつを見た時はそりゃ驚いた






ree

彼は地玉人とは思えない力と特殊な能力を持っていたのに正しい方向に使わなかった。そして・・・







ree

それを見かねた梵徳がやらかしおったんやな。






ree

ゴクリ・・・







Comments


  • Twitterの社会のアイコン
  • Copyright © 2015 Zenmaiman All Rights Reserved.

bottom of page